呟いてたりぼやいてたりメモだったり日記だったり。
はまってるもの、本の感想など色々ごった煮。
ネタバレもありますのでご注意下さい。本館・別館共有です。
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相変わらずダーカーについて鬱陶しく語ってますが、敢えて続きに折り畳みません。
しつこくダーカーの1期を飛び飛びで見直し中。
前回まではどちらかというと主にストーリーを追っていたので、今回は作画やら演出やらを主に鑑賞してみました。
ああああ……台詞を少なく絵で見せるこの演出! 最高です!
ふり返り方とか、俯いていた顔をあげる時のちょっとした仕草とか、視線の動かし方とか、ただ単純にその動作をするのではなく、そこにちゃんと意味を含ませる、そして敢えて言葉で説明はしない、というその見せ方……!
アニメにしても漫画にしても、私の一つの理想型です。
そんな小説が書けたらいいのにと思うのですが、言葉で説明しないという時点で、小説ではなかなか表現が難しい……
ダーカーは比較的作画も安定しているので、その点も見ていて安心です。
ただ、視聴者に対して制作側がドSですけど。
ストーリーの結末とキャラクターの生死がこんなに不安な作品はなかったですよ……
そして、それは現在進行形です。
外伝の最終話がDVDの最終巻、つまり第2期本編の最終話と同じ巻に収録されるということは、もしかするとそこで本編の最終話の後をやるのではないかと、ちょっとだけ期待しているんですけど、やったらやったらでどん底に突き落とされるという可能性もあるわけで、ああ……この胃がきりきりするような不安と期待が7月末まで続くのかと思うと、もうどうしたらいいのやら……
期待は裏切られることが多いのですが、その後をやるんじゃないかという期待を裏切られた方がいのか、それともどん底に突き落とされてもその後の話の方が良いのか……難しい選択です。
ここまでダーカーについて書いたので、ついでにDVD第4巻について、続きに畳んでおきます。
興味のない方は、スルーして下さい。
まずは2期本編第6話について。
内容についてくどくど書くのも今さらかと思うので、できるだけ簡単に。
黒をなぶる鎮目さんのいっちゃった目が恐かったです。
過去に黒と何かあったんだろうか……。ちょっと尋常じゃない感じがしましたが、あれが彼の基本なのかも知れないという気もしないでもない……。
そして、「俺が言っているのは、あのドールのことだけど」の一言に顔色が変わり、自分たちが破壊を依頼された物資の中に銀がいることを知って、こんなことしてられないとばかりに鎮目さんをほっぽり出して行く黒に激しく萌えました。その後の、今にも物資を撃とうとするスオウを止めるシーンの必死さにも。
この辺は、黒銀好きにはたまらない展開でしたね。
これ以降も突っ込みどころはたくさんありましたが、そうですね、「あなたこそ、あのドールを殺すって息巻いてたじゃないの」(3話目でそんなことを言ってましたね)というマダムの台詞に、何も言い返せない黒が愛おしかったです。
それにしても、何故野原の中に電話があるんだろうか……
そして、外伝第2話。
もう何度見たか解りませんが、1話目よりは冷静に見られたかも知れません。
1話が黒の夢から始まり、2話は銀の夢から始まるというのは、たまたまなのか意図してなのか……。
1期のラストで、黒が異空間?へ行っていた間に何が銀に起こったかが夢の形で語られ、目覚めた銀が黒に一言「恐い」と呟く。今の逃亡生活が恐いのだろうと思う黒と、たぶん自分自身に起こる変化が恐い(と思われる)銀の、このすれ違いっぷりに既に泣けそうでした。
あと、ここのシーンの黒が銀を抱き起こすときの仕草がすんごく優しげで、見ているこっちが狼狽えました。何でしょうか、この見せつけられたような気持ち。全然そんなシーンではないんですが。
その後、クロ銀(以下解りにくいのでイザナミとします)にきついこと言われて黒が苛々したり色々あって、「これからは思ったことを何でも言ってくれ」と言う黒の言葉に、「ずっとこのまま黒と一緒にいたい……」と呟く銀に切なさが振り切れそうでした。一緒にいられなくなることを予感しているようで切ない。
黒はたぶんそういう意味で言ったんじゃないのでしょうけど、でも、銀の思ったことがそれなのかと思うと……!
ここまでで前半8分くらいですよ。まだまだあるのに、最後まで自分が保つだろうかと若干不安になりました。
ここからは、銀とイザナミが入れ替わったり、格好から声から話し方からすべてが色っぽい小姐に襲われたりで緊迫感あふれるシーンやアクションシーンの連続でした。アクションはさすがです、ボンズ。
小姐の対価が、身に着けているものを取る、というまるでストリップのようで、「私がこれ以上力を強めれば~」という台詞には、黒のあばらが折れる以前に、小姐の身に着けている服が無くなるんじゃないかと余計な心配をしてました。
そういえば今回、黒はほとんどおとりとして逃げてたので、誰も手に掛けてないんですね。みんな別の人が手を下してるのか。
あと、イザナミに迫られて気圧されている黒の表情がよかった。戸惑いと不安と不審の入り交じった表情が。そのくせ突き放せないんだなぁ。
最初に見たとき、「抗っても無駄なの」「どうして……怖がってばかりなの?」というイザナミの台詞は黒に言っているのかな?と思ったんですけど、台詞の内容をよく考えてみるとあれは銀に言っているような気もしてきました。ということは、あの辺りのやりとりはイザナミの目を通して銀にも伝わっているんでしょうか。違うんだろうか。謎です。
ここでようやく、銀とイザナミが別人格らしいことに黒が気付いたわけなんですが、いつもの銀を目にして黒が気を失うシーンは、ヒロインは一体誰なんだ、と思いました。
懐かしい人も登場して、以下DVD6巻へ続くと……2ヶ月先ですか。何という焦らしプレイ。
予告を見て思ったこと。
銀は毎回服を変えるんですね。そして黒は基本的にシャツとズボンの色が変わるだけ、なのか……? ここのちょっとしたところが違うとか、そういう間違い探し的な変化なの?
二人が並んで座っていても、無表情なのが基本のせいか、ほのぼのも色気も何もないというのが、いやまぁ、仕方ないんですが、ちょっとおかしかったです。
そして、次回もまた黒がたいへんそうですねぇ。
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