東北旅行

あの青森へ東京から日帰りできる時間で行ける、と思ったらどうしても我慢ができなくなったので、行ってまいりました東北へ。
東京から青森まで３時間とちょっと（今は４時間とちょっと）で行ける日が来ようとは……。
子供の頃、夜通し車を飛ばして、寝不足のために父親が林道の脇に人が立ってる幻を見たあの青森へね……。と言うか、今考えると、それって幻と言うより幽……いやいや、過ぎたことです。ともかく感慨深いです。
今回、ＪＲ東日本パスフル活用でした。むしろ、これがあったから行ったとも言えます。

新幹線にも乗れて、２回まで指定席が取れるというのは、思っていた以上に便利でした。
さらに今回は「はやぶさ」もOKということで、乗れるものなら乗りたいよ！と頑張って切符取りました。
写真にはグランクラスのマークが付いてますが、乗ったのは当然のことながらグランクラスではないです。
応援メッセージを撮ろうとすると、どうしてもここになっちゃんですよね。



新しい所為か振動少なくて静かでした。あんまりにもソフトな乗り心地で、東京駅でいつ動き出したのか解らなかったくらい。発車の放送しないのか……。あとやっぱり早かった。通過する駅名を確かめるとき、動体視力の限界を感じました。
そんなこんなで朝８時４４分に東京を出た新幹線は、大宮、仙台、盛岡とかなり間の駅を飛ばして昼過ぎに新青森に到着。



駅のお店で腹ごしらえ。

……ええ、地酒飲みましたよ。たいへん美味でしたよ。
「善知鳥（うとう）」というお酒らしいです。なんでも一年に一度５月に出荷されてお終いだとか。旨旨。

そして肝心のお昼ご飯を撮り忘れました。
なので店の外の看板……


せっかくなので奮発して上のを食べました。マグロは厚くイカは新鮮でしたがウニはどうだったんだろう？　高級食材は食べ付けてないので何とも判断できません。ああいうものなのだろうか？　ともかく、味はなかなか美味しかったです。

駅でお昼ご飯を食べたあと、シャトルバスを逃したのでタクシーで三内丸山遺跡へ。


東京を出たときは雨が降ってたのに、青森は爽やかな快晴でした。
日本てほんと縦に長いですよね。

タクシーの運転手さんが、せっかく青森に来たなら、青森駅の方にも色々あるから足を延ばしてみたらと勧めてくれたので、予定を変更して青森駅へ。


こっちは新幹線の駅ではなくて普通の電車の駅です。
新青森から奥羽本線で一駅なんですが、夕方には盛岡へ行かねばならず、どれくらいで帰ってこられるか電車の本数が不安だったので新青森で駅員さんに相談したところ、便利な時刻表を貰いました。


大変優れもの。青森駅まで足を延ばすなら、特に下の折り畳んである在来線の時刻表は貰っておくと大変役に立ちます。

そして、海です！


東京湾以外の海を、本当に久しぶりに見ました。
この先に北海道が……！
その前に下北半島があるかもしれないけど。

A-factoryにも行きました。作りたてのシードルが美味しそう……！



ワラッセでねぶたも見ました。


青森を大急ぎで楽しんだあとは再び新幹線に乗って盛岡へ。
１日目は盛岡で１泊しました。


２日目は盛岡市内観光。
有名な石割桜を後ろから。



岩手県公会堂。歴史を感じる佇まい。


中も趣があって好いです。



煉瓦造りの岩手銀行。現役。


このあとはお昼ご飯を食べて、お土産を買って、新幹線に乗って帰ってきました。

新幹線の中で買ったりんごアイス。
カッチンカッチンに凍っていて、しばらく目の前に置いたままお預けの時間がありましたが、美味しかったです。



行きも帰りも、新幹線の窓から外をながめていたのですが、福島～仙台あたりは屋根にブルーシートを掛けている家が点在していて、地震の被害の大きさを改めて感じました。
元々、家族旅行というと東北方面か上信越方面が多かったので、子供の頃を思い出して、今後も１年に１回か２回くらい東北旅行をできたらいいなと思います。

そういえば、せっかくポメラを持っていったのですが、わたくし、自分が車窓を眺めているだけで何時間も過ごせる人間だったことを忘れておりました。
つまり、ほとんどポメラを開くことなく過ごしてしまいました。行きなんて４時間あったんですけどね……。