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今日こそ早く寝たい。
と思いつつ既に12時です。早く寝ないと。
先日、と言っても1週間ほど前でしょうか、昼のワイドショーで米の大使館の家賃滞納のことが取り上げられてましたね。
同じくでっかい敷地の大使館を持ってる英はどうなんだろうと思って調べたら、こちらは収めているらしいですね。国民性の違いなのか、政府の方針なのか。
それで思い出したんですが、ほんのちょっと前に、戦前から戦後にかけての日および天.皇.に関する英の極秘ファイルとやらを紹介した本を読んだんです。(「英.国.機密ファイルの昭.和.天.皇.」)
タイトルにあるほど天.皇.については書かれてないです(私も別にそれ目当てではなかったので良いのですが)。
内容としては、英側から見た日の対英外交および諸外国との関係と、英での情報分析と対日外交についてでしょうか。ぶっちゃけ、日がどれくらい英にとって利益をもたらすか、いかに日を利用するかについて、当時の英政府が情報収集やら裏工作をしていたかが語られている本です。
戦後(戦前も)、皇.室.関係者や要人の子息を留学生として受け入れている理由なんかも、成る程と思わされます。
英に留学する→英に親しみを持つ→上に立つ人が親英・知英家であれば日の国民が英に親しみを持つ→色々利用できるし利益になる。こんな具合です。
今の日の英(ヨーロッパ全体とも言えますが)に憧れる下地は、こうして作られたんでしょうか。だとしたら、この長期戦略。すごい国です。もっとも、この本がどこまで信憑性があるのかは解りませんけど。
戦後のG.H.Q.(米)に対する英の側の苦々しい思いとか、皇.室.に対する影響力の駆け引きやら、同じ立憲君主制の国としてのプライドなどのエピソードがちらほら書かれていて、なかなか面白かったです。