呟いてたりぼやいてたりメモだったり日記だったり。
はまってるもの、本の感想など色々ごった煮。
ネタバレもありますのでご注意下さい。本館・別館共有です。
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バイトへ行って帰って来ただけなので、これといって話題がないのですが……
そうですね。最近(ではないものもありますが)読んだ本でも。ついでにブクログに追加しておきました。
敬称略失礼します。
「花宵道中」 宮木 あや子
吉原の遊女達を主人公に綴られる連作。
文章が上手いというのを書評で見て、試しに購入したら大正解でした。
どの話もハッピーエンドではないので、そう言うのが苦手な方には、読後に重い物を心に残してしまうかもしれません。でも、美しく儚い話だと思います。
電車移動の時間に読んでいたら、二回も降りる駅を乗り過ごしたのはいい思い出です。
二駅じゃなくて二回というのが我ながら間抜けだと思います。
つまり、乗り換えのたびに乗り過ごした訳ですね……。
「定刻発車」 三戸 祐子
タイトルの通りです。日本の鉄道は何故定刻に到着し定刻に発車するのか、と言うことについて考察した本です。
江戸時代の梵鐘や参勤交代から論じたところはかなりの驚きでした。
それ以上に驚きだったのが、日本では1分で遅延扱いなのに、英のところでは10分以内なら遅延にならないというところでした。1分で遅延というのもすごいと思いますけど、日本人の感覚だと10分って結構遅れてるよね、英……!
まあ、それでもまだ我慢できる範囲ですが、寝台列車で29分遅れまでは通常運行扱いでOKと言うのはどうかと思うんです。
その辺の英と日の遣り取りなんかを妄想すると、たいへん楽しいです。
「月光とピエロ」 堀口 大学
今さら私が説明する必要もないくらい有名な詩人ですが、堀口大学の詩集です。
話の資料用として買ったのですけど、この人のリズミカルな言葉の運びは、たいへん勉強になります。
憧れです。
こんな風に流れるように美しい文章で話を書いてみたいものです。
ついでに、この方が訳者のルパンのシリーズは最高だと思います。
「純潔のマリア」第1巻 石川 雅之
もやしもんと同じ方の本です。漫画です。
内容については、密林あたりの内容紹介や書評を参考にしていただけたら、解りやすいのではないかと思います。つまり、私にはどう説明したら解らないので。
雑誌を読んでいないので、内容も登場人物も知らずに限定版を買ったら、特典のフクロウのぬいぐるみに一瞬言葉がありませんでしたが、あれはあれで、まあいいのかなと……
この人の書く話は、何と言いますか、設定がすごいと言いますか、上手く説明できませんが、ともかく好きです、こういうノリ。
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