ちょっと涙が出そうだった（1代目旧日記より）

昨日の夜、親の寝たあとにダーカーの４話を鑑賞。

下に折りたたんであります。
ネタバレしてますよ。

重い。なんて重い話なんでしょうか。
結局、誰も幸せになれなかったですね。
友達も自分の力のせいで殺してしまうというのは、何とも容赦がないエピソードです。
できる限り、リアルさにこだわったと言うことなんでしょうか。現実では、友人だろうと肉親だろうと、災難は避けてはくれないですから。
あと、警察官が殺されるシーンは、妙に血の出方とか色がリアルで気持ち悪かったです。
殺してはいけないと制止され、「どうして？」と尋ねる台詞は、あの瞬間、彼女が人としての道徳観を失ってしまったことを表しているようで、見ていて悲しかった。契約者になるということは、ああいうことなんだなと。
でも、父親が死んだこととか友達を殺してしまったことに、悲しみや罪悪感を感じなくなったのは、彼女にとって救いなんでしょうか……？　何だか切ないというか、やりきれないですけど。
最後に父と娘で互いの愛情を確かめられたのが、この話の中で唯一の救いだったのかも。それすら、もう娘には意味のないことなのかもしれないですけど。そう思うと、やっぱり切ない話です。
そういえば、モラトリアムにしてしまうくらいなら契約者のままの方が良かったという父親の願いは、最終的には叶ったわけですね。大きな犠牲の上ではありますが。

しかし、このアニメ、本当に全何話放送なんでしょうか。前後編で１話という形ということは、実質放送話数の半分しかエピソードがないことになるわけで。
ＤＶＤが全１３巻予定らしいという噂を聞いたのですが、２話ずつ収録という話もあるので、そうすると前後編だから１３個しかエピソードないんですかね？　それで話が終わるのかどうか怪しいんですけど。

ニフティのサイトを見てきたら全２５話と書いてありました。
２５話？　２で割れないんですがどういうことか。最後は前中後編にでもなるんでしょうか。
というか、それでこの謎の多い話がスッキリ終わるの、か……？